暑い夏に寒くなれるブログ

暑い夏に寒くなれるような怖い話を中心に書いてみたいと思います。

意味がわかると怖い話 特集

カーチャンからの意味不明なメール

俺、実家暮らしなんだけどさ。さっき彼女に「今夜会える?」ってメールしようとして

間違って家にいるカーチャンに送っちまったわけwww

そしたら返信が「ごめん。○○(俺の名前)さん。今夜は会えないの」だってwww

「ちょ、お袋なにふざけてんの(笑)」って送ったらすぐに返信がきて「今どこ?」

「家だよ」ってメールしたらなぜか電話かけてきやがんのwww

出てもすぐ切るし、かと思うとまた鳴るし、テラいやがらせwww

もしやカーチャン浮気してたのかwww




{解説}
家の中に、知らない誰かがいて、「俺」を探してる。





半分になったハムスター

妹がゴールデンハムスター?(よく見るふつうのハムスター)を2匹飼っていたんだけど

急に1匹が消えて、家中探しても見つからなかった

玄関にカゴを置いていたからいつの間にか逃げ出した?とそのときは思ってた

それで、新しくもう1匹買ってきてまた飼いはじめたんだけど、しばらくしたらまた1匹が消えていた

探したらプラスチックで出来た家みたいなものの奥で動かなくなってたんで

まさか死んじゃったのかと思って、それを振って中にいるハムスターを外に出したら

上半身がきれいに無くなったハムスターが出てきた


妹はこれ以来小動物は飼ってない

もう片方は冬に死んだ




{解説}
共食いした。





連絡が取れない彼女

彼女と連絡がとれない。

携帯に電話をかけてもでない。

アルバイト先は無断欠勤が続いているようだ。

家に行っても鍵がかかっていて留守のようだ。

何か事件に巻き込まれたのかもしれない。

とても心配だ。


繋がらない携帯に何度となく電話をして、アルバイト先に様子を見に行き、彼女の家を訪ねる。

毎日毎日、この繰り返し。

明日あたり、彼女の家のドアをこじ開けて家の中の様子を見よう。

何か手がかりが見つかるかもしれないから。




{解説}
彼氏じゃなくて、ストーカーだった。





イチローの知名度

イチローってはっきり言って全然有名じゃないですよね?


アメリカ人の留学生に

イチローって知ってる?って聞いたら

Who are you?って言われたwwwww

イチローの知名度なんてそんな程度





{解説}
「アンタは誰?」と聞かれてる。





昼飯

俺がいつもの定食屋で昼飯を食っていると、若い女が一人、店に入ってきた。

席についてからやや所在なさげにあたりをキョロキョロ見回している。初めて来たのだろう。

「メニューはこちらになります」店員が教えた。

「あ、どうも。えっと……じゃあ、日替わり定食を」女は俺と同じ注文をした。

俺は定食を平らげ、いつものようにスポーツ新聞を広げた。


しばらくして、食べ終えた女はカバンを持って椅子から立ち上がった。

「ごちそうさまー」そう言って女は入口の引き戸を開けた。

「ありがとうございましたー、またよろしくお願いしまーす」店員が挨拶した。

女は後ろ手に戸を閉め、店を出ていった。


俺以外誰一人として気づいていないようだった。




{解説}
食い逃げ成功。

たすけて

濡れが小学1年だったころの話ね。
今考えてみると夢だったのかもしれないんだけど、
当時の濡れにはとても恐ろしくて、今でもけっこう正確に覚えてる。


小学1年時の7月の夜なんだけど、めずらしく突然目がさめたのね。
夜中の3時前くらいに。
小さいときからテレビの怪談モノとかそういうのは好きで、そういうのにも興味あったんだけど、
もともとビビりな濡れは夜中に目がさめてしまっただけですごく怖くて、
「何で目がさめたんだよ」と思ってた。
その当時は、父親と母親と妹と濡れの4人が12畳間にそれぞれの布団(両親は二人で)
に寝ていて、当然濡れ以外の家族は寝ていた。
それを見てとりあえず安心し、もう一度眠ろうと思い目を閉じた。
しかし、目を閉じてまもなく声が聞こえたのだ。
「たすけて」
みたいな女の声が。
濡れの家は国道に面して建っているが、夜は非常に車は少ない。
最近は近所にマンションが乱立してしまっていて、
コンビニができたり、ファミレスができたりで夜だろうが、
若者たちが夜毎さわがしいのだが、
当時の夜は静かで、人なんてほとんどいなかったはずだ。
でも、そんな声が聞こえてしまい、濡れは完全に恐怖で目がさめてしまった。
しかも声は止まるわけでもなく、何度も何度も、庭のあるほうから
「たすけて」「たすけて」、と呼ぶのだ。


濡れの寝ていた部屋から障子を開くと廊下があってすぐその向こうが庭だったから
声はとても近かった。
濡れはあまりの恐怖に目を閉じてじっとしていた。耳をふさいでも声が聞こえるので
ホントに怖かった。
でも、しばらくして声が消えた。
濡れはほっとして、少し落ち着き、とりあえず隣にいた父親の方を起こそうとしてみた。
仕事柄(ポリ公)泊まりの日も多く、緊急の際にも起きられる体になっているはずの
父親だったが、なぜか起きてくれず、
しかたなくそのむこうに同じ布団で寝ている母親のもとに近づこうと布団を出て、
母親の方に近づこうとしたときだった。
父親と母親の顔の間にもうひとつ見知らぬ女の顔があり、
笑ってこっちを見ていた。濡れがそれの存在を確認すると同時に目が合い、
「たすけてよ」、と言ってきた。
本気でビビったのを覚えているが濡れはそれから意識がなくて、
気づいたときには布団の外で寝ていた。いつもどおりの朝6時に目がさめていた。


とりあえずその時は「夢だ、夢だ」と思うことにした。
両親の間にいたとか言えないし。
しばらく夜中におびえながら寝てたんだけど、それからは何もなかった。
でも、あのときはホント死んだかと思った。
夢かもしんないんだけどね。夢だとしてもリアルで怖かった。

デブの結界

これは以前、別のスレッドに書いた話。


割と効果的な結界の作り方です。(知り合いの住職から聞いた話です)
心霊番組を見ると夜寝られなくなりますね。特に明け方までライトを
つけておかないといけない人も沢山おられます。そこで、おすすめの方法


「デブの結界」
寝ている自分を中心にして頭の上の方からぐるりと一週、周りに石を一個ずつ置くイメージをもちます。
一個置くごとに「デブの結界!」と強く念じて一瞬
ピカッと光るイメージをもってください。石の大きさ・形はご自由に。
私はごつごつとした握りこぶしほどの石をイメージします。
石と石の間はあけてかまいません。
ゆっくりとそしてじっくりと「デブの結界!」(ピカッ)「デブの結界!」(ピカッ)
と頭からスタートし、一周して、石でつくった輪の中に自分が閉じこめるイメージが
完成すると最後は「デブの結界!結!!」と叫んで、石はイルミネーションの如くきらめいて完了します。
完成した結界の中には霊体は入ってこれません。入るとデブになり身動きがとれなくなるからです。


それで、夜、出張先のホテルで嫌な感覚が生じた友人がこれをしたのです。 

私もデブだし、友人もデブだからまさに強力な「デブの結界」をつくったのです。
そして寝ようとしたらホテルのコチコチという枕際の時計の音に混じって確かに小さく聞こえたのです。


      「内側から結界がくずれているよ。デブ」


速攻で、友人は枕際のライトのボタンを押し、部屋を明々として
汗びっしょりとなりながら、周りを見回して考えたのです。


        こ、これがいけないというのか!!!


      彼の下腹部にはアブトロニクスがついていました。